音魂（おとだま）を復興支援に変えて
豊島区教育長　三田一則
　国際的な活躍をされているギタリストの荘村清志さんと1986年のデビュー以来つねに第一線で活躍し続けているフルーティストの山形由美さんが、豊島区の「東京芸術劇場コンサートホール」にて、3回目となる東日本大震災被災地支援のチャリティコンサートに出演されます。
この豪華な企画は、現代ギター教育と普及に尽力されている地元の実行委員会の皆様と豊島区教育委員会の共催・後援によって実現したものです。ギターとフルートに込められた音魂を、絆と復興への祈りに変えて行こうではありませんか。

　ギターの世界的巨匠ナルシソ・イエペスに二度も師事し、現在も旺盛な演奏活動を続けておられる荘村さんと、あのサー・ジェームズ・ゴールウェイの数少ない弟子のひとりとして教えを受けて活躍されている山形由美さんのジョイントを間近にできる幸運を、教育に携わる者として心から喜んでおります。
また今回は東京芸術劇場で毎年「定期演奏会」を行っている「東京音楽大学シンフォニーオーケストラ」の皆様にもご参加頂けるということで、本当に当日が待ち遠しく、楽しみでなりません。
当日は素晴らしい生演奏を楽しみながら、被災された方々への心からの復興支援となりますようご期待申し上げます。